疲れ目対策におすすめのツボ
疲れ目は、目の周りの筋肉がこわばって血流が悪くなり、疲労物質が溜まっている状態です。悪化すると視力の低下や体の不調へと繋がるため、ご自身でできるマッサージで筋肉をほぐし、血流をスムーズにしましょう。
こちらでは、疲れ目対策におすすめのツボを紹介致します。
目の周りのツボ押し
目の周りには、疲れ目をリフレッシュさせてくれるツボが集中しています。
目を温めて、リラックスした状態でツボ押しを行うと効果的です。睛明は目頭と鼻の付け根部分のツボで、目が疲れた時に思わず押さえてしまうことも多い部位です。指の腹を当てて押し込むように刺激しましょう。
承泣は目の下にあるツボで、ちょうど瞳の真下にある骨のくぼみに位置しています。承泣と、そこから指1本分外側にある瞳子りょうは、眼球や毛細血管を傷つけないように気をつけながら、指の腹で優しく刺激して下さい。
次は眉毛を押すようにマッサージします。こめかみ、耳の裏の生え際を耳に沿うように刺激し、血流の流れをスムーズに導きましょう。眼球をグルグル回したり、上下左右に動かす運動も有効です。
首回り・耳のツボ押し
疲れ目から来る肩こりなどにも、首回りのツボはおすすめです。首の真後ろ、筋肉の外側にある天柱と、そこから指1本分外側にある風池は、親指を使い頭部の重さを利用して強めに刺激します。また、耳を上下に10回引っ張るだけでも、目の疲れがスッキリしてきます。
手・足のツボ押し
手の甲側で、人差し指と親指の間にある合谷というツボは、疲れ目だけでなく肩こりや歯痛にもおすすめできるツボです。揉みほぐすように、ゆっくり3秒押して3秒離す動作を繰り返します。足は、むこう脛の下、少し外側にある足三里というツボがあります。親指を脛の位置に置いた時に、ちょうど小指がくる部分になります。親指の先で強めに押し込んでみて下さい。
ツボ押しやぐっすり寝て休息をとってもスッキリしない時は、疲れ目よりも症状の進行した眼精疲労かもしれません。眼精疲労でドライアイになると、角膜が傷つきやすくなり、様々な角膜障害を引き起こすリスクも高まります。
つらい症状が続くようでしたら、一度当院での検査をおすすめ致します。
浜松市にあります当院では、角膜傷害や白内障など目に関する診察や治療、日帰り手術を行っております。浜松市近辺にて眼科をお探しでしたら、ぜひご利用下さい。