若年性白内障の原因
目の病気にはいろいろなものがありますが、中でも白内障は耳にすることの多い症状です。白内障を発症している方のほとんどが、加齢によって引き起こされる老人性白内障でしたが、最近では若年化が進み、20代や30代、さらには10代でも白内障を発症するケースが増えてきています。
若い世代の間で見られる白内障を若年性白内障といいます。こちらでは若年性白内障の原因についてご紹介します。
食生活の偏り
野菜や魚などを中心とした日本の伝統的な和食は、食材の栄養素をバランス良く摂取することができます。しかし、現代は欧米風の食生活が定着しつつあり、肉類や乳製品などの食材が中心となってきています。
そのため、コレステロールが高いものばかりを食べ、野菜を好まない若者が多くなっています。野菜不足で大きな問題となるのが、カロチノイドの一種であるルテインが不足する点です。ルテインには網膜の保護や治癒に有益な働きがあり、白内障や視力の低下などを回復に導く役割を担っています。
しかし、野菜不足によってルテインが極端に減少すると、白内障をはじめとした各種眼病を引き起こす可能性があるのです。白内障を予防するためにも、日頃から肉や魚、野菜をバランス良く摂取するようにしましょう。
生活習慣の乱れ
運動不足やストレス、喫煙、飲酒などによって生活習慣が乱れると、ルテインの吸収が妨げられてしまいます。
例えば、水晶体はビタミンCを多く含んでいますが、喫煙することでニコチンなどの有害物質によってビタミンCが破壊され、水晶体に影響を与えてしまいます。
その結果、白内障の発症リスクを高めてしまうのです。白内障を予防するためにも、生活習慣の見直しが必要です。
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目の異常を感じたら、できるだけ早めに検査を受けて治療しましょう。
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